楓荘

ゲストハウス楓荘を作るまで ② 夏の伐採のメモリー

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前回の「ゲストハウス楓荘を作るまで」の

投稿からもう随分と経っている

色々とプライベートでイベントが重なってしまったのもあるし

かなりの長文を書いてたのに、下書きせずに消えてしまって熱量が下がってしまって筆不精になったのもあります。。。。

さて、前回は営業許可というものにぶち当たる事を伝えました。

【旅館業法】

 

これ、都道府県によってかなり違ってくると思います。

違うというのは、営業許可書を取るまでの時間のかかり方。

当初、2016年8月15日オープンする予定でした。

銀行さんに融資を申し込んだ額が1000万(改装、運転資金込)

融資の申請が通る予定が7月前、ギリギリのスケジュール

融資の確定がないと大工さんは動いてくれない

それまでに自分でできる事をする

1)まずは庭の木を切る

 

(玄関側から見た庭です)

(ドミトリールーム側の中庭)

(中庭、地面が見えないほど生い茂ってます)

 

約50本以上の木々が植わっていました。

高さ2、3mを超えるものがほとんど

知人にチェーンソーを借り、毎朝にぎり飯を持参し

朝から日が暮れるまでひたすら切る

チェーンソー 3台潰れました………

切ってからも大変。

切ったものをさらに細かく切り

軽トラに積めれるだけ積め、青岸クリーンセンターに

※青岸クリーンセンター(和歌山市は個人の持ち込みであれば、無料で粗大ゴミを回収してくれます。ありがたい)

 

 

ただし、お昼12時から15時までの3時間しかダメなので

片道約20分以上かかり、日によっては大分混み合うので

多くても1日3回、ほとんどが1日2回しか運べず

運搬だけで20日ほど掛かってしまった。。

それを全て1人で。

人にものを頼むのが苦手なのと

自分で動いた方が速いと思ってしまう

昔気質のため、なんとも要領が悪い

さらにその年の夏は、なんとも言えない暑さだった記憶が

 

 

いや記憶が飛ぶほど暑さに頭がやられたし

 

 

実際に熱中症になった。全身が痺れ、脱水症状か?と思い

仰向けで倒れこんでいると、愛犬のレノンが楽しそうに顔をぺろぺろと舐めてくれた。というのは覚えてる

 

そうこうして庭の木がほぼなくなった頃、ようやく銀行の融資の承諾が取れました。

ここから8月は間に合わないにしても

なんとか9月オープンになるよう一気にスパート!!!

とは、いかないのが世の常です。。

次号、「たらい回しのわたし」に続きます